里山レストランへ・・・・「昭和」の世界。

(前の日記から・・・続きで)土曜日は夏樹と遊んで本当に体力の衰えを感じて(トホホ・・)疲れるけど、やっぱ彼の放つ(^ム^)子供の甘~い匂いに癒されてほんわか気分。また、夜は幻想的なホタルの乱舞に感動。
そして日曜日の朝、お出かけ大好き夫婦の私達『海へ?それとも山へ?~』って相談。やっぱこの時期は新緑の美しさにパワーをもらうべきでしょ!と、宮崎方面へ行く事に決定!!
途中、山都町の「道の駅」で休憩。ちょうど『新茶まつり』が開催されていてテントでは新茶をはじめ、色んな特産物や手作りお菓子など販売され、通潤橋からは放水があって(ラッキー!!)、ギターとキーボードの生演奏、そして素敵な女性シンガーが心地いい音楽を奏でていました。私達もベンチに座り抹茶ソフトクリームなど頂いていたら、町役場の観光課の方(多分ですけど・・)が
「里山レストランへいきませんか?」ってパンフレットを配ってらっしゃいました・・・。
時間も11時を過ぎていたし、面白そうな「里山レストラン」に行ってみる事にしました。
「里山レストラン」があるのは、山都町の「鮎の瀬大橋」を渡った先にある菅(すげ)地区。ここは農林水産省の全国棚田100選に選ばれた美しい景観の里山。そんな自然に恵まれたこの地区でとれた美味しいお米をはじめ、野菜や乾物などを使って地元の元気なおばちゃんたちが作った手作りのお弁当を頂くのです。今は廃校になった白糸第二小学校を利用してのこのイベント、高台にあるこの小学校からの眺めは最高!静かで鳥の声や気持ちのいい風を感じてると、遠い昭和の匂いがするのです。

お弁当の説明は手書きのイラスト付き(・・・見てるとほっこりしますよ)。


ぜんまいや芋づる、ふきなどヘルシーで満腹出来ました。歳のせいか?こんなお料理が本当に美味しい物だと思う様になりました。このお弁当、農家の縁側で頂けるのです!
食事が終わって棚田が見渡せる高台に行きましたが、そろそろ田んぼにには水が張られて田植えの終わってる所もあり、これから100選に選ばれた美しい棚田が見られる時期になるでしょう!
そういえば、この地区コンビニや自販機もなく、信号もほとんど見なかった。元気に農作業するお年寄りたちの姿をよく見ました。大げさですがなんだか遠い昔にタイムスリップした様な・・・素敵な体験でした。ただ、この小学校も廃校になるくらい、若い人がいないんですよね~。農業の後継者がいない、これがやはり問題なんだね~。
でも、あの元気なお年寄りたちの姿を思い出すと、新しい1週間を元気にスタートできる気がします。